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コアコンピタンス

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 当社は、大阪大学大学院医学系研究科と共同で、機能性ペプチドのデザイン、創製、最適化の技術を確立し、このプラットフォーム技術から医薬品としての複数の開発候補品を創出します。

プラットフォーム技術

 当社の強みは、機能性ペプチドを創製するプラットフォーム技術「SPIRIT(Smart PeptIde Research Integrated Technology)」、特殊な機能性ペプチドである抗体誘導ペプチドを創製するプラットフォーム技術「STEP UP(Search Technology of EPitope for Unique Peptide vaccine)」を保有していることです。

 当社は、これらのプラットフォーム技術に基づき、機能性ペプチドを次々と創出して、医薬品、化粧品及び医療機器等の幅広い分野へ応用していく方針であります。

◇ プラットフォーム技術「SPIRIT (Smart PeptIde Research Integrated Technology) 」

 SPIRITは、機能性ペプチドの創製に関する技術です。

 抗菌ペプチドの一種であるAG30を起源とし、そのペプチドを構成するアミノ酸の一部を置き換える検討を重ねることで、目的とする機能が増強したペプチド、多機能の活性を示すペプチドの中で特定の機能が消失しているペプチド、または、新しい機能が付与されたペプチドを見出し、SR-0379、キュアペプチン及びその他の機能性ペプチドが同定されてきました。

 当社の研究者は、AG30を改変してSR-0379及びキュアペプチン等を創製してきた過程において、目的とする機能を持った機能性ペプチドを創製していく技術ノウハウを蓄積して保有しております。

 機能性ペプチドの研究開発には、ペプチドの特徴(生体内で分解されやすいことなど)に応じた投与方法や品質管理に関する技術ノウハウも必要になり、これらの技術ノウハウは、抗菌ペプチドの一種であるAG30に限らず、ホルモン等の他の病気に関連する分子を起源とする機能性ペプチドの創製にも応用が可能なものです。

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◇ プラットフォーム技術「STEP UP (Search Technology of EPitope for Unique Peptide vaccine) 」

 STEP UP は、抗体誘導ペプチドの創製に関する技術です。

 当社の研究者は、大阪大学大学院医学系研究科との共同研究等により、抗体誘導ペプチドのエピトープを選定する技術ノウハウを保有しております。このエピトープは、標的分子に対する液性免疫は誘導するものの、細胞性免疫は誘導しないように設計する必要があります。また、抗体誘導ペプチドは免疫システムを利用したワクチンの一種であり、免疫を誘導するキャリアタンパクや、免疫を増強する物質であるアジュバントに関する技術ノウハウも必要になります。

 これらの技術ノウハウは、病気に関連する様々な標的分子に対する抗体誘導ペプチドの創製に応用が可能なものです。

<プラットフォーム技術「STEP UP」の主な内容>
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